夢鯨工楽部 ボランティア募集
  1.ボランティア登録にあたって
  2.いなげの浜貝類生息定量調査
  3.夢鯨工楽部のイベント活動
  4.夢鯨工楽部の活動実績
  5.ボランティアのメリット


2.いなげの浜貝類生息定量調査
5.調査内容詳細
調査目的

@近い将来砂入れが予定されている、いなげの浜で砂入れ前の貝類の棲息状況を砂入れ後と比較できる程度に把握すること
A年間を通じた貝類の分布を把握すること
B貝の打ち上がりと砂の粒度、砂入れ前後の粒度が比較できる程度に把握すること(貝は、2mmの粒度で生息しない)

調査詳細

@最低毎月1回、検見川寄り、海水浴場、千葉港寄りの3地点で貝を拾う
 採集ポイントは、生きた貝(とその可能性のあるもの)の多い場所とする
 生きた貝(とその可能性のあるもの)の確認は、以下を目安とする
  ・身が付いている
  ・二枚貝で合わさった貝殻が開けることが出来ない
  ・小さな二枚貝で、合わさっている
  ・とても薄くてきれいな貝殻
  ・巻貝で、ふたが付いている (ヤドカリが入っている貝を「生きた貝」に分類しないように注意する)

A1回に拾う範囲は、25cmx25cm角とする
 採集ポイントを、25cmx25cm枠で囲む
  →採集前の状態を上部から撮影

B枠内の貝を、カケラも含め、貝と判別できるもの全て拾う

C採集ポイントの中心位置の砂を採集する
  →採集後の状態を、採集前と同じ位置の上部から撮影

D採集位置が確認できる程度に写真を撮影する
  →波打ち際からの位置も分かるように横からも撮影

E採集した貝を「二枚貝」と、「巻貝その他」の2通りに分類する

F分類した貝をさらに、状態により区分する
  →この状態で、写真マットを用いて撮影:貝同士が付かないように注意

G身の付いている貝は、海に返す
 貝殻と砂、写真は、稲毛記念館で保管

いなげの浜で
生息が確認
されている貝類
二枚貝 巻貝
アカガイ
アサリ
ウスカラシオツガイ(外来種)
オオノガイ
カガミガイ
コウロエンカワヒバリガイ(外来種)
サクラガイ
サトウガイ(外来種?)
サルボオ
シオフキ
チヨノハナガイ
ツキガイモドキ
トリガイ
ナミマガシワ
バカガイ
ヒメシラトリ
ホトトギスガイ
ホンビノスガイ(外来種)
マガキ
マテガイ
ミドリイガイ(外来種)
ムラサキイガイ(外来種)
アカニシ
アラムシロ
イシダタミ
イボニシ
カラマツガイ
キセワタ
コウダカアオガイ
シマメノウフネガイ(外来種)
セキモリ
タマキビ
ツメタガイ
ブドウガイ
ムギガイ
その他
コウイカ